平板載荷試験をする極意|安心して生活するために必要なこと

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地盤調査の方法

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現地で沈下量を直接調査

建設や土木作業を行う際は、必ず事前に地盤調査を行います。地盤の支持力や変形の度合いを知り、それに見合った工事方法を採用することで、構造物設置後の沈降や傾斜といったトラブルを避けることができます。地盤調査にはさまざまな方法がありますが、住宅建設現場などでよく行われるのが平板載荷試験です。調査が比較的簡便であること、サンプル調査ではなく現場で地盤の状態を直接調べられること、などが平板載荷試験の主な特徴です。平板載荷試験を行う際は、まず基礎を設置する深さまで地面を掘削し、水平になるよう整地した上で鋼板を設置します。この板を載荷板といいます。載荷板は直径30cm以上、厚さ2.5cm以上が望ましいとされています。載荷板の上には、載荷装置を取り付けます。装置は油圧ジャッキ・支柱・荷重計などで構成されます。これに沈下量や時間を測定するための計器をセットします。装置のセッティングが終わったら、実際に荷重をかけていきます。現場の事情等に応じてさまざまなものが利用されますが、一般には重機やコンクリートブロック、敷鉄板などを載荷装置の上に載せ、反力を与えます。調査開始後は、一定時間経過ごとに沈下量を測定します。測定時間はケースバイケースですが、一般的には30分を上限とし、0分・1分・2分・5分及びそれ以後5分経過するごとに測定を行います。平板載荷試験の調査結果は、グラフにまとめられます。荷重量・沈下量・時間の相関によって地盤の状態が判定されます。